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新型コロナ・ワクチン よくある質問

2021/03/17

問1 しずさと診療所でも新型コロナウイルスワクチンを接種できますか?

はい、4月以降ワクチンの入荷に併せ接種ができるように準備を進めています。大垣市からの申込み手順の発表も遅れておりますが、申込み開始となれば別途ご案内を差し上げます。
また、接種については、診療時間外の別日程での実施を予定しています。接種金額は全額公費でまかなわれるため、無料となります。

問2 ワクチンの有効性はどのくらいですか?

現在接種が始まった、ファイザー社製ワクチンの有効率は95・0%と高い数値です。ちなみに65歳未満のインフルエンザワクチンの有効率は52・9%(2015年度)と報告されています。(この有効率95・0%とは、接種したグループはそうでないグループと比べて新規感染者の数が95・0%少なかったという意味で、95・0%がかからなかったという意味ではありません)

問3 ワクチンの副反応が心配です。

接種部位の痛みが70~80%と多く、55歳未満の人で頻度が高いです。これは成人のインフルエンザワクチン10~22% 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)58・3%と比べて高い数字です。
また何らかの日常生活の制限を要する中等度以上の疼痛は1回目約30% 2回目約15%の人に出現すると報告されています。
38℃以上の発熱は1回目で1~4%、2回目で11~16%です。
55歳未満の人に出やすい傾向があります。多くは2日以内に解熱します。
からだのだるさ・頭痛・寒気といった全身症状も6~59%にみられています。ただしこれらの症状は対象群でもそれなりの頻度でみられているので、明らかにワクチンの副反応と断定するには慎重を要します。
アナフィラキシー症状(重篤なアレルギー反応)は海外の報告で10万人に1人とされます。
(※通常使用されている抗菌薬でも1万人に1人がアナフィラキシーを起こしているとの報告があります)

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