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核兵器禁止条約発効!

2021/04/07

核兵器禁止条約発効!

昨年10月24日、核兵器禁止条約は発効に必要な批准国50か国に達し、今年1月22日に発効しました。
核兵器禁止条約は、核兵器を持つこと、使うこと、核兵器を使って威嚇することなどを禁じるもので、被害者支援と環境汚染の改善、そのための国際協力も盛り込んでいます。
医療福祉生協連では、核兵器の禁止、廃絶の条約をすべての国が結ぶことを求める「ヒバクシャ国際署名」を推進し、賛同を呼びかけてきました。
この条約は人類史上初めて核兵器を違法化する国際法であり「核なき世界」実現のための突破口となるものです。
私たち西濃医療生協はその発効を心から歓迎し、今後も組合員をはじめ地域で核廃絶への思いを共有する人たちと連帯し、世界平和の実現に積極的に貢献します。
核兵器の使用と実験は、人々と環境に取り返しのつかない甚大な被害をもたらします。
唯一の戦争被爆国の日本政府は、米国など核保有国が条約に参加していないことなどを理由に「核所有国と非所有国の橋渡しに努める。条約に署名する考えはない」という姿勢です。
条約発効を機に、米国の核の傘に依存し続ける現状から、核兵器のない世界に向け政策を転換すべきではないでしょうか。

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