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憲法カフェに参加

2019/06/26

条文への明記はやはり認めてはならない

3月16日(土)しずさと診療所待合室にて憲法カフェが開かれ、20数名の方が集まりました。ぎふコラボの山田弁護士より改憲について何がどう問題なのか、お話を聞きました。3月発行の109号の「げんき」にも書かれていますが、やはり一番の問題は9条への自衛隊の明記についてでした。
冒頭に山田弁護士が、多くの人は自衛隊とは問われると「災害時の救助隊」と答えるのに対して自衛隊員は「敵を殲滅すること」と答えると聞き、ショックを受けました。でも、それが軍隊というものなのでしょう。戦争放棄を謳う9条のお蔭で日本は戦争をしない国として世界に誇ってきました。しかし、今や世界でも有数の軍事大国です。他国からの侵略に備えて軍備は必要なのかもしれませんが、近隣諸国と良い関係を築き、どこの国からも攻撃を受けないような謙虚な国を作ることこそが本当の政治力、外交力ではないでしょうか。「自衛のため」というだけで何の限定もない条文への明記は危険だと思いました。国を守るという崇高な使命感を持つ自衛隊員の方々には頭が下がります。だからこそ誰一人も命を落とすことなく、誰一人の命を奪うこともないように願わずにはいられません。

山河由美子

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