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健康委員会 新型コロナワクチン講座を開催

2021/06/02

4月17日、診療所において、「新型コロナウィルスワクチンを接種しても大丈夫?」と題して健康講座が開かれました。講師はみどり病院の薬剤部長、今西正人さんです。参加者は26名、リモートによる開催でした。
ワクチンとは何か、その有効性、接種後の副反応など、豊富な資料とともに、わかりやすく教えてくださいました。中でも私たちが一番気になることは副反応です。接種しても大丈夫なのだろうか。どのような副反応が出るのだろう。未知なるものが体の中に入ってくるのですから、不安になるのも当然のことです。
副反応について、アナフィラキシーや接種部位の腫れや痛みなどの症状について説明がありました。アナフィラキシーは接種後ほとんどが15分以内に症状が出るということです。こ
れは病院において十分対処可能であるとのことでした。また、接種部の腫れや痛みについても、他の一般的なワクチンと同様であると教えていただきました。
ワクチン接種や副反応についてはかかりつけ医の先生とよく相談してくださいとのことでした。
大垣市においても、まずは高齢者を対象にワクチン接種の案内が届きつつあります。まさに接種するか否か判断を迫られているところです。
人類はこれまで多くの感染症と闘ってきました。その都度、新しいワクチンを作り出し、いつの時も、人類は今の私たちと同じように不安や心配を抱え、それを乗り越えてきたのでしょう。
最後に講師の今西さんは「日々、情報は更新されていきます。新しい正しい情報をもとに、接種するかしないかは、自分自身で判断して決めてほしい」と話されました。今日の講座で学んだ多くのことはとても意味のあるものとなりました。「今日はすっきりしたね」「今日はよかったね」と組合員の仲間と話し合いながら、明るい気持ちで診療所を後にしました。

健康委員 宮川恵子

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