伊吹山の旅日記
前日に、お世話いただいた田中さんから、わざわざ出席の確認をいただきました。ありがとうございました。
20数年ぶりの伊吹山登山です。お花畑が一面に満開とのこと、楽しみにしていました、ワクワク。
当日、ふもとの関ヶ原駅でバスを待っていると、空は曇りです。なんか怪しい。「まあ、真夏の日差しより涼しくていいか」なんて、思ってました。
いざ、ドライブウエイをバスが登り始めると、六合目くらいから、だんだん周りが白くなってきました。山頂の駐車場へ着いた時は、霧で20メートル先しか見えません、ヒエー、なに、これ。
そして、登山客の多いこと、平日にもかかわらず、皆さん暇なんですね。(あっ、私もその一人でした)
バスを降りると、山頂までは登山道を40分の道のりです。霧でほとんど前が見えません、おまけにデコボコのガラ石道。これは、かなりきついです。ヒイヒイ言いながら、ようやく山頂です。
道標に琵琶湖と指してありました。真っ白、何も見えません。晴れていれば、琵琶湖や周辺の山並みが見渡せるんでしょうね〜。残念です。本当は一面のお花畑も見れるんでしょうが、タダタダ白い霧のみ。
でも、いろんな方といろんなお話ができました。へ〜、そうなんだ、と感心することしきり。とっても有意義でした。
そうそう、途中にトリカブトの花がありました。そうです、あの猛毒の植物ですよね。隣の女性に「近藤さん、奥さんに飲まされないように注意してね」と言われ、ドキッ。何かヤマシイことあったかな〜。
山頂のロッジで買ったポストカードの八月の写真。「百花繚乱」の山頂お花畑。スゴイ❗ん〜、来年こそは、山々と琵琶湖を一望する眺めと、一面のお花畑を見るぞ〜、と思っています。
お世話いただいた田中さんには、いろいろ気を使っていただき、本当に感謝しています。
最後に、「八月の伊吹山」と掛けて、「私の人生」と解きます。
そのココロは、「霧の深い時も、ありました」
近藤昌泰