【投稿】 組合員であることの ありがたさ
2017/11/01
夫(80歳)は去年10月、診療所での胃カメラ検査で胃がんが見つかり、すぐ市民病院で腹腔鏡での胃全摘手術を受けました。もちろん高齢なので手術には随分迷いもありましたが、柄澤先生や長谷川先生のお話も参考にして手術に踏み切りました。手術そのものは成功で現代医学の凄いことに、翌日からはベッドに起き上がり2日目からはベッド脇に立ち13日目には退院自宅療養となりました。
私たちの本当の闘病はそれからでした。まず食事が思うようには摂れませんので診療所で点滴を受けました。その都度看護師さんや先生にお話を聞いていただきどんなにか不安が解消されたことか。
病院へも通院していますが、病院では毎回血液検査をして検査結果をお聞きするだけで、じっくりと患者や家族の不安に向き合っていただけるわけではありません。ただ癌専門薬剤師さんとの面談時にお話ができるのは救いです。
栄養の面でも心配でしたので診療所の栄養指導を受けて、できるだけたんぱく質を摂る方法も教えて頂きました。療養と運動との関係も不安でした。本人は自分なりに頑張って散歩をしたり、室内でエアロバイクをしていますが、一日に何分やったらいいのか、強さはどの位がいいのかわからないままでした。そこで私(妻)の診察時に長谷川先生にお尋ねして、栄養状態が悪い時は筋トレではなくて、心肺機能を維持するための軽い運動をした方がいいこと、それには今の運動で十分なことを教えて頂き夫も安心して続けています。
今、私たちは組合員であることの安心とありがたさを心から感じています。今後の病状によってはもっともっとお世話になることと思いますが、どうぞ最後までよろしくお願いします。
(ある組合員夫婦)