健康で安心して住み続けられる「まちづくり」をめざして

診療所に受診される皆さまへ

2021/09/15

しずさと診療所
所長 柄澤正人

新型コロナウイルス感染症の流行が拡がる現在、皆さまもご心配・ご不安な日々を過ごしておられることと思います。また、発熱・咳などの症状で診療所への受診を希望される皆さまには様々なご不便、ご心配をおかけしています。この場をお借りしてお詫びを申し上げます。
まずは、診療所における基本的な考え方についてお伝えさせていただきます。

①慢性疾患管理(引き続き定期的に通院されている方々の健康を守る)
感染者の増加等にかかわらず日常の定期的な診療を継続して実施することで実現をめざします。

②院内感染対策(院内での感染リスクを極力低減させる)
引き続き、玄関での検温・体調確認や職員の健康管理、様々な感染対策を実施することで今後も診療所内での感染者を発生させない、発生しても拡大させない対応を進めていきます。9月からは、送迎利用時の体調確認も強化して実施していく予定です、ご協力をお願いします。

③感染拡大防止(できるだけ多くのワクチン接種を実施する)
2頁でもお伝えしていますが、できるだけ多くの組合員・地域の方々にワクチンの接種が実施できるよう継続して取り組んでいます。
この3点を基本に取り組んできました。

さて、発熱した(咳が出る)場合の対応についてですが、診療所のなかで現在も検討を重ねています。現在の施設・診療の状況では、発熱者を時間的・空間的に隔離することは困難であると判断しています。よって現状は、院内での診療・PCR等の検査の実施は対応ができません。
熱が出たり、強い咳がある、息苦しさがある場合には、まずはお電話でご相談いただくようお願いします。そのような状態であっても、定期的な薬の処方や一部の対症療法薬についてはなんとか対応できるように考えています。しかし、現在の急速な変異株の拡大を考えると、検査実施が可能な医療機関での診断を受けていただくことが、優先されると考えます。前頁に掲載させていただいているとおり、体調悪化や行動歴に心当たりのある場合には発熱相談センターへの問い合わせもご検討ください。
今後も感染拡大を繰り返すことが予想されます。組合員の皆さんもマスクの着用(ぜひ不織布マスクを)、手洗い・うがい、そして感染のリスクを抑えた生活行動を心がけ、一日も早く感染の終息が迎えられるようお互いに努力していきましょう。

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